イオン「国産米」として販売された弁当やおにぎりに中国産米

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昨日の新聞で、もうご存知の方も多いでしょうが
流通大手イオングループの674店舗で、
昨年12月から今年9月にかけて
「国産米」として販売された弁当やおにぎりに
中国産米が混入していたらしいですよ。
混入した中国産米は、農水省により
安全性が確認されているようですが
そんな問題ではないでしょう。
安全性が確認されているなら
なぜ「中国産」として表示しないのか?
米の品種を偽装表示するのも
もちろんよくないことですが
原産国を偽装するのはもっとよくない。
まぁ、偽装にかわりはなくどちらも悪いのですが。
では、なぜこんなことが起こるのか。
答えは簡単です。
大手量販店などが提示する小売価格で
卸も小売も一定の利益を出そうとすると
偽装しなくてはできない価格だったからです。
確認されているのは昨年12月から今年の9月
だそうですが、それだけかも疑問です。
最近でこそ米価も落ち着いてきましたが
2011.3.11以降米価は上がり続けていました。
特に安い価格のお米が高くなり
業務店などは大手を含め外国産米を使用する店も増えました。
そんなことを考えるといつからやってたの?
と疑いたくもなりますよね。
加工品にしろ生米にしろ
こういう事があると米関係全体に影響がでます。
ましてや、大手の小売店だけに非常に残念です。
でもこれで、納入業者へのチェックは一層厳しくなりそうですね。
納入業者の方々も売上を増やしたいでしょうが
無理なことは無理と言えないとダメなのでは。

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