米の食味

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先日も書きましたが米の食味ランキングが発表されました。
今年も最高位の特Aランクが最多更新です。
そして何より、対象米の中で基準米よりも劣るお米はありませんでした。
ここ何年も基準米以下のお米はでていません。
ということは、今の国産米は
「まずいものがない」ということになります。
各都道府県がお米作りに頑張っているのか
それとも対象のお米が良い品質だったのか
なんとも言えないところもありますが
とにかく国産米にまずいものはありませんでした。
ちなみに基準米は複数産地コシヒカリのブレンド米です。
これと試験対象産地品種を比較しておおむね同等のものを「A’」、
基準米よりも良好なものを「A」、
基準米よりも特に良好なものを「特A」、
やや劣るものを「B」、劣るものを「B’」として評価を行い、
この結果を、毎年食味ランキングとして取りまとめ、発表しています。
平成24年産米については、128産地品種について食味試験を実施しました。
このランキングでもうひとつわかることがあります。
同じ品種でも産地が変わればランクも違うということです。
例えば、もっとも多く作付けされているコシヒカリですが
基準米とおおむね同等のA´から最高位の特Aまで
産地によってランクが違います。
また、同じ産地でも地区によってもランクが違いました。
ヒノヒカリ、ひとめぼれ、あきたこまちなどもそうです。
産地によってランクが違います。
北海道や九州地方独自の品種が特Aランクを増やしているということは
その産地にあった品種のお米を作ることが大事なようです。
毎年天候もおかしな具合になってきています。
今までその産地でおいしく作れていたお米が評価を落としたりしています。
品種改良はこれからもますます大事になってくるのではと感じます。

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