餅の注文追い込みです

いよいよお餅の注文も追い込みに入りました。
とにかくあと数日で申し込み数量の集計をしなければいけません。
今日は朝から昨年ご注文があって今年まだ予約のないお客様に注文を聞きに回りました。
本日ご注文いただいたお米や食品の配達を優先しながら、そのご近所のお客様にお餅の注文のご用聞きです。
「連絡するのを忘れてた」「今日、注文しようと思ってたんや」など
良いタイミングでご用聞きができたようで、思った以上に順調にご注文をいただきました。ありがとうございます!
午後からも聞きに回っていましたが、ちょうど一旦店に戻って再度出発しようというときに卸会社の営業担当者さんが年末ということもありカレンダーと粗品を持って来てくれました。
最近の情勢などを少し話して、ご用聞きに再出発しました。
しばらく回った後、一旦店に戻り次に行くところを確認していると、先ほどとは別の卸会社の営業担当者さんがカレンダーと粗品を持って来店です。
こういう日ってあるんですね。
私がいるときにタイミング良く二人とも来店するなんて。
またもや最近の情勢などを少し話して、ご用聞きに再々出発です。
日が沈む頃には本日の回る分を終了しました。
今日だけでも結構ご注文が聞けたので良かったです。
ほんとありがとうございます。

精米に時間がかかります。

年末とあって家庭用、業務店さんも動きがでてきました。
その分精米する頻度もいつも以上に増えています。
本日中には商品にすることが出来ないお米があるので、明日の日曜日はその仕上げをしなければいけないようです。
年内最後の休日でしたが仕方ありません。
1等米ばかりの精米でしたが、ちょっと納得できない出来でした。
1等米なのに被害粒が少し目立ちます。
ほんとに検査が甘い産地があります。
普通の1等米ならこれで終わりなのに余分に手間をかけることになりました。
1等米ならもう少し良くないと、だって価格が高いのですから。
なのでもう少し時間をかけて高品質に仕上げることにしました。
そういう点ではかえって休日のほうが好都合です。
残ったのは当店のすし屋の分だけなのでそんなに時間もかからないでしょう。

明日はもっと寒いらしい

今日は「冬」という感じの一日でした。
昨日の日中が暖かかったので余計に寒く感じました。
朝一番の配達で京都市の北部西賀茂へ行きました。
店を出たときは晴れていたのですが、配達先の付近では時雨れてきました。
風も強くなって枯葉が吹雪のごとく舞っていました。
置いてある自転車があちらこちらで倒れるほどの風で時折運転している車も揺れ思わずハンドルを強くにぎりしめました。
明日は今日以上に寒くなるというからいやですね。
冬だから仕方ないにせよ、少しずつ寒くなってほしいです。
しかし、今年もあと半月、寒いからといってじっとしていられません。
なにかと気忙しくなってきました。
明日は覚悟を決めて寒さと戦います。

年間契約米

毎年数ヶ所の産地や業者と年間契約をしている米があります。
年間契約の方法も1年間の価格を固定する場合や、数量だけ確保し価格はある程度相場に応じて変動するものなど産地や取引業者により違います。
契約の時期も種籾の時点や、田植えや新米が取れるときの契約であったり色々です。
消費者の中にも産地や米販売店と年間契約されている方もいらっしゃるかと思います。
ここで頭を悩ますのが品質と価格のバランスそして数量です。
早い段階での契約は、もしその年の出来が悪くても引き取ることになります。
新米がとれてからでは、品質がよければすぐに売り切れたり価格が高くなったりしますし価格が固定なら相場が上がった場合はいいですが下った場合は損になります。
私は、多少の損は仕方ないにしろ1年間品質が高レベルで安定しているお米を年間契約するようにしています。
今週も新たなお米を契約するのですが数量をどうするかです。
品質は良いものなので問題はないのですが、来年の新米が取れるまでにそれ以上のおいしいお米と出会うかもしれません。
常においしいお米を求めていますから出会う機会はあります。
そんな時、契約米があるからそれよりおいしいとわかっていても買えないなんてことがないように数量を考えています。
しかし、そんなにうまく次から次へととてもおいしいお米に出会えることもないのでちょっと考えすぎの感はありますが、おいしいお米に出会えることを願い考えます。

昼ごはん抜き

本日は昼ご飯抜きになりました。
お米を商品にする段階で悪い米粒を除く操作が機械の設定ミスでうまくできていませんでした。
それに気づいたのがお昼前で、それからあわててやり直すことに。
そうこうしていると配達の注文が立続けに入り、手が離せない私は嫁さんに
配達をお願いするはめに。
予定していた商品作りがかなり遅れたこともありその後の予定も大幅に遅れることになりました。
夕方近くやっと一段落したところに
今度は東京の卸売り会社のKさんが来店しました。
今週中に来店することは聞いていたのですが連絡してからとのことでしたのでびっくりしました。
偶然私が店にいたのでよかったです。昼前の失敗がなければ折角遠い遠い所から来てくれたKさんと入れ違いになるところでした。
まぁ、恋人でもないので入れ違いになったとしても悲しくはないですが
しかも、Kさん男ですから(笑)
全国の産地やお米屋さんを駆け回っている人ですからいろんな情報をいただきました。ありがとう!
もちろん私も少しは情報を提供しました。
Kさんが帰るころには辺りはすっかり暗くなっていました。
なんか、あわただしく一日が過ぎていきました。

滋賀羽二重糯

お正月用の滋賀羽二重糯を入荷しました。
全量最高ランクの1等米です。

この滋賀羽二重糯は毎年2等、3等米が多く1等米はなかなか入荷できないもち米です。
それに精米時に米粒がよく折れます。
それを嫌がり精米をゆるめると白くなりません。精米の難しいお米です。
入荷した一部を精米しましたが、1等米でも折れました。
でもしっかり白く精米しました。
次に精米したもち米の着色粒やうるち米を機械で取り除きます。
そしていよいよ最後の仕上げ、篩いにかけ折れた米粒、小さな米粒を落とします。
今回は、2.3?の篩いで2回通しました。
その年の米粒の状態を見て篩いにかける回数を変えています。
2.3?の篩いというのは通常の精米所ではあまり使用していない大きな網目です。
びっくりするぐらい大量の米粒が篩いの下へ落ちていきます。
この網目では砕けた米だけではなく普通の米粒でも落ちるほどです。
ただ、これぐらいしなければ折れた米粒、小さな米粒がたくさん混入します。
少しでもそういう米粒を減らし上質のもち米に仕上げるには仕方のないことなんです。
しかし、あまりにも下に落ちるのでいったいどれだけ減るのか少し不安でした。
玄米仕入れの場合こごめを落とすか落とさないかで原価が大きく変わってきます。
でも原価ばかりにとらわれて品質を落としては本末転倒です。
毎年こうしているから、もち米はよく売れています。
また、実店舗では100g単位で販売していることも買いやすいようです。
やっぱり最終的にだいぶ減りました。
でも良いもち米に仕上げることができたので満足です。

新潟のお米さんと交流会

昨日は、新潟県米穀小売商業組合のお米屋さんと交流会がありました。
なんでも「消費県の業界・小売組合との交流会を開催し意見交換の場を設営したい」との主旨で先進地視察研修を実施されており、本年は京都での開催となったそうです。
関東地方では数県で視察研修されたそうですが、関西では京都がはじめてとのことでした。
遠路はるばるバスで7時間かけて十数名の方がいらっしゃいました。
こちらのほうは十名足らずとちょっと少なめの人数です。
京都駅近くのホテルの一室で交流会が開催されお互いの組合の組織、活動状況の紹介をしたあと、懇談いたしました。
お話を聞くと、産地のお米屋さんということもあり生産、集荷、販売、農業機械、米粉等等手広く経営されている方ばかりで、てっきり普通の米屋さんが来られると思っていた私はびっくりです。
私のような米屋とは規模が違いすぎてお米屋さんと話ししているというよりは生産者や卸売り会社と話している感じでした。
その後、その夜宿泊される旅館で懇親会があり和やかに歓談いたしました。
年齢は様々でしたが皆さん元気で活気にあふれた方ばかりで、話しをしているうちに私も「がんばるぞ!」という気持ちになりました。

少し忙しくなってきたような

明日が定休日ということもあるのか、たまたまか本日は少し忙しかったです。
お米がどんどん売れたからというよりも、お餅の予約注文や、分搗きの注文、委託精米、当店商品の精米、すしの出前とどれも通常の業務ではあるのですが一時に重なったためです。
こういう時は、もう少し効率よく仕事ができればと思うのですが、暇な時は、忙しくならないかな?なんて勝手なことばかり思っています。
まぁでも売上にならなくても暇でじっとしているよりは何かと用事をしているほうが心身とも健全でいられるかな。
実店舗では店頭に十数種類玄米を並べて100gからの量り売りをしています。
玄米で購入されるお客様もいらっしゃいますし、それを精米したり、3分、5分、7分搗きなどにするように頼まれたりします。
分搗き精米は玄米をどれだけ削ればいいのか一応定義されてはいますが例えば、数値的に7分搗きであってもお客様が考えている7分搗きと見た目が違うときがあります。
当店でも、この前よりしろかった、またはくろかったと注意されることもあります。
当店では通常使用している精米機とは別に店頭精米用にはメモリの付いている精米機を使用していますが
精米機のメモリが同じでもお米によって削れかたが違いますし、お米の色合いが違うこともあり私自身もこれぐらいかなと迷うことがあります。
玄米から何%減ったか計算して確認はしますが数値的には7分でもちょっと見た目は違う感じがすることもあり難しいですね。
そういう時はお客様にこれぐらいの搗き加減でよろしいですかと現物を見てもらい精米します。
ほんとこれが一番確実です。
こういう点では、ネット販売よりもやっぱり実店舗のほうがいいですね。

仁多米

今日、東京の卸売り会社の担当者との会話で知ったんですが
仁多米の売れ行きがかなり良いようです。
仁多米コシヒカリは手間をいとわず丹精こめて作られた本物のお米です。
仁多米のおいしさの秘密
○ミネラル豊富な清冽な水で育ったお米です。
 面積の86%を占める、豊富な森林に覆われた花崗岩から湧き出るミネラル
 分をタップリ含んだ岩清水で仁多米は作られています。自然と共に立地
 条件を生かした長い歴史の中で、先人が育んだ良質米の産地です。
○昼夜の温度差が旨みを育てます。
 仁多地方の水田は標高300~500mにあるため、稲作期間の後半(登熟期)
 に、昼夜の温度差が大きく、デンプン蓄積が多く、タンパク質が必要以上
 に増えない美味しい仁多米の特質を生み出しています。
○良質な堆肥で作られたお米です。
 奥出雲仁多地方では、家族の一員のように和牛を飼育しており、長年にわ
 たって有機物を水田に還元して米づくりが行なわれてきました。現在は町
 の「堆肥センター」によって堆肥散布できるシステムを整備し、堆肥施用
 による仁多米づくりに取り組んでいます。
○米づくりの心が息づく産地です。
 先祖代々受け継がれた「米を作る心」は変わることなく守られ、手間をい
 とわず丹精込めて作られています。自然と共に立地条件を生かした長い歴
 史の中で、先人が育んだ良質米の産地です。
○籾のままで貯蔵しています。
 仁多郡カントリーエレベーターでは、一等米のみを年間を通して籾のまま
 低温貯蔵しており、一年中新鮮なおいしさをお届けしています。
以上仁多米のパンフレットより抜粋
玄米で各種選別機にかけきれいにされていますので品質が安定しています。
22産も全国的に高温障害で品質が悪い中安定した品質が好評でした。
(財)日本穀物検定協会の食味ランキングにおいても度々最高ランクの「特A」になっています。
平成23年11月22日(火)23日(水)は第13回米・食味分析鑑定コンクール国際大会において
応募総数2952点の中から見事「金賞」15点に選ばれた国際レベルの良質米です。
ちなみに昨年も金賞でした。
また、今年は放射能も気になるところです。
島根県は政府が放射能調査指定しいている17都県には含まれていませんが
定期的に自主検査を実施していて結果は毎回不検出です。
仁多郡産コシヒカリ玄米の
最新は11月8日に定期放射能量の測定を行いました。
測定の結果、放射性物質は不検出でした。
西の横綱とも呼ばれているお米『奥出雲仁多米』一度ご賞味下さい。

年越し信州生そば

お客様の「今年は年越しそば売らへんのか?」のお問い合わせで
はっとし、そういえば問屋さんから何にも案内なかったな。
例年なら11月には商品の案内が来るのですが、今年はなかったようで
すっかり忘れていました。
早速問屋さんに連絡をいれたのですが、いつものように案内しているはずとのことでした。
当店担当の営業社員さんが案内を忘れたようです。
しかも商品の予約締切りが12月10日です。
限定数量販売の商品なので締切り前でも終了になることもあり
とにかく昨年買っていただいたお客様だけにでもお知らせをしなくてはと
ちらしにて案内させていただきました。
私も例年のことなのにすっかり忘れていたことに反省です。
年越し信州生そばは国産原料だけを使用しているため製造する数量も限られいます。
特徴は、青みがかった色と香り高い風味。原材料にこだわり保存料を使用していない麺。
歯ざわり、のどごしの一味違ったおいしさです。
正直に申し上げれば好みの分かれるところです。
食べられたお客様もとても美味しかったので今年も欲しいとおっしゃる方と
ちょっとねと口を濁す方に分かれています。
通常の商品よりもそば粉の使用割合が多いことも好みの分かれる原因かと思います。
もしよろしければ一度ご賞味してください。
年越し信州なまそば