月末土曜日

日中はそんなに忙しくない一日でした。
月末で在庫をとる日なので早めに済ませようと
夕方から商品の在庫を数えていました。
ところがやり始めたところで鮨米から出前の助っ人電話が入りました。
すぐさま鮨米へ駆けつけ出前です。
思ったより少ない軒数だったので7時過ぎにはとりあえず終了しました。
追加の出前もないようなので私の出番は終わりです。
でもその前に、鮨米でも米を販売しているのでこちらの在庫もとってから帰ることに。
米屋へ戻って、在庫の続きです。
先ほどやっと終わりました。
最終的にあわただしい月末になりました。
早いなぁ、明日から7月か。

やっぱり気になる?放射能

お客様へ配達にいったときのことです。
そのお客様が先日市場に買い物に行った際、お名前がわからないご婦人と
会話されたそうです。
その会話の中でお互い私のお店でお米を購入していることがわかったそうです。
ただ、会話の中で相手の方が現在新潟県産のお米を購入してくださっているらしく、
福島県の隣ということもあり放射能のことを気にされていたそうです。
配達にお伺いしたお客様が「私は丹後のお米を買っているわよ」と
そのご婦人におっしゃったそうです。
それでそのご婦人は「じゃあ私も今度そのお米を注文します。」と
なったようです。
配達先のお客様は、丹後の特別栽培米でカルゲン栽培のコシヒカリをお届けしています。
西日本では美味しいお米として認知されています。
ちなみに、平成23年産は日本穀物検定協会の米の食味ランキング最高位の特Aでした。
相手のご婦人が次回このお米をご注文していただくことはうれしく思いますしありがたいことです。
ただひとつ伝えておきたいことがあります。
新潟県産に限らず私の店では産地、卸売り会社で放射性物質の検査合格済のお米を使用しています。
さらに平成23年度産の新潟県産コシヒカリはこのようなご心配をされる
お客様がおられることも考え日本海に浮かぶ佐渡のコシヒカリだけを使用しています。
新潟県の中では福島第一原発から最も離れているであろう地域のひとつです。
ただし、新潟県産でも魚沼産を指定されるお客様には魚沼産を使用しています。
それに、福島県産でも放射性物質が検出されていないお米はたくさんあります。
そして、食味がとても良いこともわかっています。
しかし、残念ながら平成23年産はまだ一度も仕入れていません。
風評被害で仕入れたお米が売れない可能性があるからです。
それを払拭するには私の店で放射線測定器を購入する必要があります。
しかし、食品の放射線測定器で、核種の特定など詳細な検査には
Ge半導体方式が必要で、設備には数千万円かかることもあり
とても購入できません。
かといって簡便な検査であればNaI(Tl)シンチレーション式などもありますが
あくまでも検査対象が基準値を超えたかどうか程度です。
小売店に来るまでに産地や卸売り会社で不検出や基準値以下のお米しか流通しないので意味がないです。
不検出や基準値以下のお米しか流通していないが風評被害で売れない。
この不安を払拭するには詳細な検査結果しかないのです。
その詳細な検査結果がわかる測定器が買えない以上、
できるだけ放射性物質が多いであろうと予測される地域のお米を扱うことをためらっています。
自分で食べる分には産地がどこであれまったく気にしていません。
しかし、お客さまに販売するとなると考えてしまいます。
もちろん気にされないお客様も多くいらっしゃいます。
一方気にされるお客様も。
ジレンマです。
原発事故の前のように
どの産地のお米でも安心して販売できるように検査体制が確立されることを切に願います。

節電の夏

京都市も御多聞に洩れず市民・事業者に節電のお願いをしています。
節電期間は7月2日から9月7日の平日午前9時~午後8時
早朝や夜も消費電力の抑制をとお願いしています。
特に午後1時~4時の節電が重要だそうです。
関西電力の計画停電のグループ分けも先日発表されていたので
いよいよ節電の夏がやってきます。
節電はともかく計画停電は避けたいところです。
しかし、このところの天候は朝晩が涼しく変な感じです。
例年ですと、今頃は米の劣化を防ぐために店内の冷房をつけていました。
米の場合は湿度も大事ですので乾燥させないように気をつけながらですけれど。
ただ、今年はまだ一度も冷房を使用していません。
例のよしずとすだれで日よけしていることもあり店舗内の温度もそんなに
高くなく裏が川ということもあり窓を開けておくと涼しい風が通ります。
もう少し暑くなると店内の空気の循環用の扇風機も納戸からだして稼動させます。
7月に入ると店舗内は冷房をつけることになると思いますが設定温度も
高めにしたり、朝晩など気温が低めなときは停止したり店舗以外では
なるべく冷房を使用しないようにと考えています。
精米機類もなるべく午後1時~4時は控えるようにしないとまずいかな。
今も節電にと時間帯により店舗の奥の電気を消していますが陰気なかんじです。
そうでなくても古い店、いや歴史のある店(笑)ですから。
でも、私の店なんかより冷凍物などをたくさん取り扱っているお店は
大変でしょうね。
設定温度を上げるわけにもいかないし。融けますよね。
いっそ冷夏なら節電もそんなにしなくていいのにと考えますが
米をはじめ農作物が不作になる可能性がありこれも困ります。
うーん。
どうなるのか?
どうなるかわからないことを考えて悩んでも時間の無駄なので
なったときに考えるとしましょう。

農業就業平均年齢65.9歳

インターネットで米についての調べ物をしていると
偶然、農林水産基本データ集のページを見ることになりました。
ついでに下へスクロールして行くと
食料自給率 カロリーベースで39%(平成22年度概算値)相変らず低いなぁ。
国民一人当たりの米の消費量 年間59.5?(平成22年度概算値)
私の生まれた昭和37年は 118.3kgとピークだったのに約半分になっている。
さらに下を見ると
農業就業人口260万人(平成23年)一瞬多いように思えるがピークは1,454万人(昭和35年)
でその頃の18%を切っています。
260万人のうち65歳以上が61%158万人
そして、平均年齢は65.9歳です。
知らなかった人にはけっこう驚く数字でしょ。
この数字は米農家だけではなく農業全体の数字です。
興味のある方はこちらで見られます。
農林水産省 農林水産基本データ集
数年先を考えると恐いですね。
消費税も大事ですが、国内の農業についてもっと真剣に早急に考えていただきたい。

発芽玄米や玄米、生活習慣病

毎月数人ずつですが発芽玄米や玄米食をはじめる方がいらっしゃいます。
生活習慣病予防で食事に注意する方や、すでに病気になっているため
食事療法をしなければいけない方などが
玄米食にかえるため来店されたり電話でお問い合わせなど増えています。
私の店の発芽玄米は某大手メーカーの発芽玄米より食味が良いので
白米に混ぜて炊いたり、発芽玄米だけで食べたりと以前からずっと食べ続けて
いるお客様もたくさんいらっしゃいます。
玄米は、自家精米の店なのでいろんな種類がありますが、玄米で売る用には
なるべく無農薬、減農薬のものをおすすめしています。
玄米を買って自分で発芽玄米を作っているお客様もいらっしゃいますよ。
それだけ健康に気を使う方や病気になっている方が多いのだなと感じます。
生活習慣病は食事療法も大事ですが運動も必要なようですね。
ひどくならないように注意していただきたいです。
また、生活習慣病の糖尿病の合併症による糖尿病性腎症が現在人工透析になる原因の1位らしいです。
そんなことからも私の店ではタンパク調整米の低たんぱく米も扱うようになりました。
この商品の販売状況を考えると糖尿病性腎症の方が多いと感じます。
健康は、規則正しい生活が一番なようです。
でも、不摂生でも健康な人はいますから結局は運ですかね?(笑)

アルファステーションDJ 佐藤 弘樹TALK LIVE

アルファステーション(エフエム京都)朝の顔
佐藤弘樹さんの軽快なトークと、
京湯どうふ喜さ起さんのおいしいお料理を
おなかたっぷりお楽しみください。
ということで
京湯どうふ 喜さ起さんで
佐藤 弘樹さんのトークライブが開催されます。
世界各国海外事情や英語事情あれやこれや
楽しいお話をお聞きください。
開催日時:2012.07.19(木)16:30受付開始 17:00時開演 18:00お食事
料金 4000円(トークライブ+お食事+税込)
会場   京湯どうふ 喜さ起
          (喜の字は七が三つです。フォントがなくてすみません)
京都市左京区浄土寺南田町173-5
営業時間11時~21時 定休日:水曜日 
【ご予約・お問い合せ】075-751-7406
ご予約は上記電話番号か、店頭にてされています。
定員になり次第予約が締め切られるそうなのでお早めに。

やっぱり安いにはわけがあります。

昨日のブログにホームセンターでよしずとすだれを買ったと書きましたが、
今日も天気がよく早速午後から西日対策のよしずとすだれを設置することに。
しかし、・・・・
丸まったよしずを広げると
いや正確に言うと広げようとしたところ
ぼろぼろとよしずのかけらが落ちます。
長いのから短いのまで結構な量です。
編みかたもめちゃくちゃ雑です。
まぁ、仕方ないかと、ふたつ店頭に立て掛けました。
とにかく日よけにはなります。
続いてすだれを掛ける事に。
袋から取り出し広げると
えーーーーー。
ぼろぼろとすだれのかけらが落ちます。
こちらも編みかたがひどい
そしてよしず同様素材が悪い。
あーあー、ため息です。
店頭だけにどうしようかなと考えますがとにかく日よけ優先にします。
いまさら仕方がないですが値段は値段なりのものでした。
よく考えてみれば私はいつも米を基準に物を購入します。
例えばディスカウントスーパーや安売りの業務用専用店など真っ先に米を見て
価格と米粒、それに精米をした店名を確認します。
ひどい米を売っている店や業界内で評判のよくない米取り扱い業者の店名があれば
他の商品は有名なメーカー品以外は買わないようにしています。
だってそんなひどい米を平気で売れる店なら、他の商品もちょっと怪しいぞ
とつい考えてしまうからです。
それなのに今回はよしずやすだれなので大丈夫かな?
と、かってに考えてしまい失敗しました。
しかし、とりあえず日よけにはなっているので大失敗ではなく失敗ということです。(笑)

何年ぶりの網戸

昨日の雨とは打って変っていい天気になりました。
午後からは西日がガンガン当たって店先の温度も高めに。
さいわいにも湿度が低かったったので日陰はひんやりしていました。
しかし、夏はもうそこまできています。
今年は節電の夏です。
ということで、
十数年倉庫に眠っていた木枠の網戸を出してきました。
いまどき珍しい木枠の網戸です。
事務所の窓にはめる用なのですが、装着が難しく、ながらく使用していませんでした。
なぜ使っていなかったのかと言うと、窓も木枠の網戸も歪んでいるため
なかなか上手くはめ込むことが出来なかっただけでした。
しかし今年はそんなことも言っていられません。
少しでもクーラーの使用を少なくするために網戸をはめるのです。
案の定、悪戦苦闘でしたがかなづち、ペンチ、を使い表に回ったり中から
叩いたり、その間埃を掃除機で吸いながら、なんとかはまりました。
裏が川なので風が通ります。
でも西日が強すぎる。
このままでは、せっかく網戸にしたのにいまいち効果がなくなります。
なんとかしなければ・・・
配達の帰り道、ホームセンターでよしずとすだれを買いました。
これで西日対策も万全です。 のはずです。

土佐天空の郷 その後

度々紹介している土佐天空の郷ですが
先日のブログで数量によっては取り置きできるとお伝えしたところ
取り置き注文をいただきました。
良質米を扱うお店がたくさんある中このお米を選んでいただき
本当にありがたいことです。
そして、召し上がっていただけばこの選択は間違いではなかったと感じていただけるでしょう。
当初は、このお米の新米が取れるころまでなんとかもつようにと
考えていましたが、この調子だと売り切れが少し早まりそうです。
現在の進捗状況は「にこまる」が「ヒノヒカリ」より少し早いです。
あと特別栽培米のゆめぴりかの在庫が少なくなってきました。
お米がパサつく時期に入り粘りのあるお米の動きが早くなっているのかな。

新米の米袋のDM

先日、米袋メーカーから新米の米袋カタログが送られてきました。
今年も新米米袋が案内される季節になったんですね。
季節ごとに各米袋メーカーからDMやカタログが送られてきます。
いろいろな情報もいただき感謝しています。
米袋も産地ごと、品種ごと、産地品種ごと、袋のデザインも多数あり
それをメーカーごとに何十種類も作っているので選ぶのも大変です。
既製品だけではなくお店オリジナルの米袋もつくれます。
その他にもシール、販促物や贈答用の箱、機械類なんかもあります。
私の店では、オリジナルの米袋を作っていますが一部米袋メーカー既製品
の米袋を使用しています。
既製品の米袋はデザインが良い物も多く、使用したいなと思うときもありますが
他店が価格や中身の違うお米を私の店と同じ米袋に入れて販売しているなんてことも
ありえるのでお客様に誤解を与えてしまうのではと躊躇します。
最近では米の産地が産地オリジナルの米袋を作りお米といっしょに
米屋に販売するというような、お米の産地が作った米袋も増えています。
誰でも米袋メーカーから産地品種の入った米袋を買えますが
米袋と中身が違うということだけはやめてほしいですね。