がっかりしました。

今日試食したお米の一つにがっかりしました。
それは、契約しているお米で毎年仕入れています。
しかも、高価なお米です。
今年度産も数回仕入れていていました。
例年に比べて特別良くも悪くもない
普通の出来だと感じていました。
少なくとも今日までは。
しかし、本日精米したその産地のお米は
美味しくなかった。
食味的には安売り用のお米レベルです。
明日は返品を打診しようと考えています。
毎日試食をしていると
年間に2、3度これは到底販売できない。
と感じるお米が入荷します。
毎回同じ産地を仕入れているのに
その回に限り品質の悪いお米が来るのです。
もちろんお米の検査もちゃんと受けていて
品質に問題がない等級がついています。
それでもまずいお米です。
こういうこともあるから試食を欠かせません。
今回もいつもと同じ産地品種、
栽培方法も同じだからと
試食もせず袋詰めして販売したら
お客様からクレームがくるのは間違いなかったです。
そういう点では
未然に防げたことは良かったですが
このお米にはがっかりです。
なんとか、それ以前の品質のお米に変更か
返品を求めます。
それが無理ならこの分だけでも価格交渉です。
そして、今回の生産者は今年度分は拒否です。
次からは違う生産者でお願いしようと思います。
でも、価格が安くても売りたくないな
この食味では店の信用にかかわることですからね。
お米選びは難しいです。

ブレンド米は毎回試食するのですか?

昨日ブレンド米のことについて少し書き込みしましたが
お客様からこんな質問を受けました。
ブレンド米は毎回試食しているのですか?
答えは、「はい」です。
ブレンド米に限らず
私の店では
単品でも精米ごとに試食しています。
そして、商品を袋詰めするごとに試食します。
それは、一度試食した産地品種であっても
毎回試食します。
同じ産地品種でも生産者が変われば食味も変わります。
同じ生産者のお米でも田んぼによって変わりますし
季節の移り変わりで食味が変わります。
ですから毎回する必要があるのです。
昨日もお伝えしたように私の店のブレンド米は
各種類のお米を単品で精米し試食してから
白米でブレンドします。
これは、玄米でブレンドしておくと
品種により精米にむらができることがあるからです。
例えば皮が剥け易い米と皮が剥け難い米があると
白くなりすぎたり黒かったりします。
それに、食味が良くなかっった場合
どのお米に原因があるか突き止め難いことです。
なので、ブレンド米を作るときは
各品種ごとに精米し、試食してからでないとだめなのです。
季節ごとのお米の品質の変化を見極めながら
ブレンド米の原料産地品種や比率を変えて行きます。
もちろん毎回試食をしています。
ひとつのブレンド米を作るのに
けっこう手間がかかります。
食味は客観的にしているつもりですが
知らず知らずのうちに自分の好みになっているかも知れません。
でも、京料理のお店や他の業務店さんにも
私の店のブレンド米は高い評価を頂いています。
産地品種を指定されて販売するのは
米屋にとって非常にありがたくやり易いお客様です。
仮にそのお米があまり美味しくない評価を受けても
その産地品種は指定されてお届けしたものですからね。
断っておきますが、産地品種を指定された場合でも
その年その産地品種で良食味と評価された地域を選んでいます。
逆に難しいのは「美味しいお米をお願い」と言われたときです。
これは、米屋としてもよーく考えないといけません。
まずお客様が求めているお米の好みを聞く必要があります。
その会話の中からどのお米が合うのか。
また、単品がいいのかブレンド米がいいのか等々。
選択肢がたくさん出てきます。
そこから、そのお客様のご希望に答えられる
お米を選びださなければなりません。
その為には常日頃から多くのお米を食べて
各々の特長を覚えておくことが大事です。
その為にも試食は毎日欠かすことができません。
その試食も炊き立てだけに限らず
冷ごはんになった時も毎回試食しています。
さらに毎回ではありませんが
保温ジャーに入れておいて一定時間をおいてから
試食することもあります。
また、玄米ご飯の試食や麦ごはんの試食もします。
これだけ試食を繰り返して商品を作っていても
提供したお米がお客様の好みでないと
お叱りの言葉を頂くこともあります。
白いごはんを食する場合
使用するのは米と水だけです。
そのお米も天候により
同じ産地でも毎年食味や食感が違うのです。
それだけお米は奥が深いですね。
だから私は、毎日試食するのです。
ちなみに私の店のブレンド米と言っていますが
正確には私の店のブランド米です。
ですから、お米によってブレンドするより
単品で食べた方が美味しいと感じた場合は
そのままブレンドせずに袋詰めしています。

只今試食待ちです。

本日作ったブレンド米の炊き上がりを待っています。
秋から現在まで新米入荷が続いているので
毎日の試食数が多くなっています。
お米はもちろんですが、水加減も毎回同じ重量にしています。
浸漬時間も同じにして炊飯器のスイッチオンです。
炊き上がったお米を一定時間蒸らしたあと試食します。
最近は、特別まずいと感じるお米は少なくなってきています。
それだけ各産地が自分のお米のレベルを上げるため
研究や努力を続けてきた結果なのでしょう。
全体的にレベルアップされ美味しくなったお米が多くなる一方で
飛び抜けて美味しいお米を探すのが大変になりました。
たまにそんなお米に出会っても数量が少なかったり
全国から引き合いがありすぐに売り切れたりと
年間を通じて販売できないのです。
そんな人気のあるお米の一つが
土佐天空の郷です。
今年も美味しいお米になりました。
でも数量はやっぱり少ないです。
年間を通じての販売を続けることはできないでしょう。
残念です。
では、年間を通じて飛切り美味しいお米を食べることは
できないのでしょうか?
いえ、そんなことはありません。
そこは米屋の腕の見せ所で
飛切りうまい単一品種も複数の産地をおさえています。
そして、年間を通じて美味しいお米に仕上げる
熟練されたブレンド技術があります。
ここで誤解されてはこまりますが
私の店のブレンド米は味を良くするブレンド米です。
年間を通じてハイレベルなお米を提供するためのものです。
決して品質の悪いお米を混ぜることではないのです。
もちろん、ブレンドするより単品の方が美味しいお米は
そのままで販売します。
そして、ブレンド米を作るにしても
まず単品でそれぞれ試食してからでないと作りません。
その後ブレンドの種類や比率を変えて試食して
一番美味しかったものを商品として販売しています。
だから、うちの冷凍庫はごはんだらけです。(笑)
現在、私の店で販売している
最高級のブレンド米を
さらに上回る超最高級ブレンド米を開発中です。
そのうち皆さんにご紹介したいと考えていますので
お楽しみにしてください。

車の無償修理

車のメーカーから車の無償修理のお願い
という手紙が届きました。
なんでも私の車において不具合が生じる
可能性があるということです。
ついては、最寄りの販売所で車の無償修理
を受けて下さいとのことです。
12月で仕事も忙しくなってくるというのに
まったく困ったのものです。
あえてメーカーは伏せておきますが
以前も同じ車でリコールがありました。
あれから数年たっているのに
今頃また別の無償修理とは・・・
さらに最寄りの販売所が遠い。
そして、取りに行けないので持ってきてくださいとのこと
面倒くさいな。
でも、車だけに何かあっても困るので
すぐに修理に行くように手配しました。
とにかく年末に押し迫るまでに終わらせます。
まったく日々予定外のことが起こります。
まぁ、人生こんなもんかな。

楽天からの勧誘

先日、楽天市場から勧誘の電話がありました。
新規でお得なプランがあるので是非とのことでしたが
実は、私は数年前に楽天市場に出店していました。
が、実店舗とネットショップを一人で切り盛りする
ことは容易ではなく途中で退店しました。
というのも、
当時は、現在の楽天市場より出店数が少なく
それなりに売り上げをあげて行くことができました。
少し宣伝をしただけで注文が殺到して
徹夜で商品を梱包することも度々ありました。
でも、お米って利益率が低い商品なんです。
そこから楽天市場に払う手数料など経費を差し引けば
忙しいわりに利益が少なかったのです。
実際はほとんど手元に残らない状態でした。
そして、あまりの忙しさに
実店舗の方がおろそかになるという悪影響が出始めました。
もともと、実店舗の暇な時間の有効利用として
ネットショップを始めようと考えたのに
これでは、本末転倒だと思うようになりました。
人を使うことも考えましたが利益を考えると
売り上げを相当上げないと人件費がでないと判断しました。
もう少し踏ん張れば状況も変わったかもしれませんが。
というわけで退店したのですが
当時から今でもがんばって出店されているお店も多く
売り上げ好調な店もあり立派だなと感心しています。
私は、のんびり自分ペースのネットショップ運営で
もうちょっと頑張らなければと反省しています。
ちなみに、電話をくれた担当者さんには上記の説明をして
丁重にお断りしました。
しかし、勧誘するなら
ちょっと調べて
「以前に出店していただいていましたが・・・」という感じで
電話してきてくれた方が良かったのにと思います。
もっとも私の店のデーターなどもう残ってもいないのかな(笑)

お正月のお餅の注文

12月に入ってもう1週間がたちました。
早いですね。
のんびりしていたらすぐに年末になりそうです。
実店舗では、お正月のお餅の予約注文をとっています。
最近では飾りつけをするお宅が少なくなりましたが
まだまだお餅好きの方は多く
小餅だけのご注文をいただきます。
配達は年末の3日間ですが
それまでに少しでも多くの予約注文がいただけるよう
頑張りたいですね。
私の店のお餅は滋賀羽二重糯という
もち米の中では最高級と言われている
もち米だけを使用しているお餅です。
味も毎年好評で
お米を買っていただいていないけど
お餅だけは毎年買って下さる
というお客様も少なくありません。
今年も美味しいお餅をお届けしますよ。

早い者勝ちプレゼント!

只今私の店でお米5kg以上お買い上げの方に
(株)クックアンドライフ社さんの
「こうちゃんのご飯料理カレンダー」を先着20名様にプレゼントします。
(すみません、低たんぱく米は対象外です。)
こうちゃんの愛称で親しまれる幸せ料理研究家
相田幸二さんの手軽にできておいしいアイデアあふれるレシピが
各月ごとに写真入りで紹介されています。
大きさはB5サイズほどで日にちごとに書き込みもできますよ。
数に限りがありますのでお早めに!
こちらで5kg以上お買い上げの方20名様にプレゼントです。
            このカレンダーです。
             ↓↓↓↓↓↓
       
       下に店名が入っています。いらなければ切って下さい。
       
       1月です。日にちの下に書き込みスペースあり

富山県五箇山花キラリ

花キラリの新米入荷しています。
「米穀店専売品種」の花キラリは一部の米屋でしか購入できません。
名前の由来は、ごはんの光沢がキラリと輝きを放ち、
食卓に花をそえる そうした願いを込めて付けられました。
炊き立てはキラリと光るツヤと適度な柔らかさであっさり味。
冷めるとしっかり・適度にもちもちの食感が特徴の花キラリ。
のどごしが良く、素材を生かした料理の味を引き立てるお米です。
あの「赤坂離宮」総料理長 譚彦彬氏も花キラリをおすすめしています。
私の店で入荷している花キラリの産地は、
世界的に見て有数の豪雪地帯で、合掌造りの家屋が
「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として
世界遺産に登録されている
越中五箇山地区で栽培されているお米です。
お米屋さんだけのお米 世界遺産の花キラリを是非一度ご賞味ください。

土佐天空の郷好調です。

土佐天空の郷の新米が入荷してから
ヒノヒカリ、にこまるともに売れ行きが好調です。
昨年度の土佐天空の郷が品切れに
なっていたこともあり
新米入荷を心待ちにしていただいたのかもしれません。
産地から私の店への割り当て数量が決定していませんが
売れ行きが昨年以上のペースなのでどこまでもつか
心配です。
ただ、他にも良食味の産地のお米を仕入れていますので
代替のお米としては遜色ないと考えています。
そう考えれば各産地が美味しいお米作りを
研究し心がけているのがよくわかります。
これならTPPや減反廃止の影響も
やる気のある農家さんには関係ないのではと思うほどです。
今後農業を取り巻く環境が激変する可能性もありますが
がんばっている農家さんを応援して行きたいですね。