会議

昨夜はお米の研究グループ丹波ふれあい会の
幹事会に出席してきました。

幹事数人が定期的に会合を開き、

次回の全体会議の議題を決めたり
情報を交換したり、
卸売り会社の方を交え意見交換、
商談内容などを
会員さんにお伝えする準備をします。

この会の会員さんは
みなさん勉強熱心でやり手の方ばかりで
私はいつも感心させていただくばかりです。

全体会議での討論や
会員のみなさんの
仕事に対しての取り組みなどを
知っていただければ

やっぱりお米は
こういうお米屋さんで買いたいと
思うでしょうね。

日本では大部分のお米は
一年に一回だけ収穫されます。(一分二期作もあります)

そして、天候によって大きく左右されます。

栽培を失敗しても一年後までやり直せません。

毎年同じ産地の同じ品種がおいしいとはかぎりません。

また、同じ産地でも作り手の農家さんによって
品質に違いがあります。

その中からおいしいお米を選ぶ
お米屋さんもいれば

価格が安ければ
良いというお米屋さん、

食べるものなので安全、安心が一番と考える
お米屋さんなどいろいろな考えがあります。

そして、消費者の皆様がお米を選ぶ基準も
様々な理由があるでしょう。

その消費者の皆様の
様々な理由にお答えできる
能力のあるお米屋さんの
集まりが
この丹波ふれあい会の会員の
皆さんだと私は思います。

ネットショップでお米を買うのは得か損か?

ネットショップでお米を買うのは得か損か?

最近ネットでお米を買う消費者が増えています。

家まで重いお米を届けてくれる。
また、全国からお好みのお米を選べるなどが理由です。

他にも理由があるかもしれません?

私もネットでお米を販売していますが、
上記の理由で購入される方が
結構いらっしゃいます。

家まで重いお米を届けてくれる。
でも、これってお米屋さんなら
どこでもしていることです。

しかも大抵配達料金は無料です。

ネットショップの場合は送料がかかります。
送料無料になっていても送料はかかっています。

ネットショップでお米の販売をする場合、送料がやっかいです。

そもそも小売店のお米の粗利益は平均して20%あれば良い方です。
これを送料を込みで販売すると価格の高いお米でも10%程、
安いお米になるとそれ以上の利益を削ることになります。

それに梱包など通常の店舗販売では必要のない経費や手間が
掛かるので当然その分は商品に上乗せされています。

そうしないと純利益がでないどころか赤字です。
同じ商品であれば実店舗の方が価格は安いはずです。

全国からいろんなお米を選ぶことが出来る。
これは、本当にそう思います。
その県特有の品種でも、ネットショップなら簡単に購入出来ます。

ネットショップのお米屋さんが勧める自分の県産のお米は、
そこでしか買えないし食味にも自信があるお米だと思いますよ。

ただ、お米で有名な産地や品種はどこでも購入出来るのでわざわざ
ネットショップで買う必要はないかなと思います。

それに有名な品種はどこでも販売しています。
例えばコシヒカリは代表的ですね。

産地が違うだけであって、コシヒカリという品種は同じものです。
もちろん作る人や産地で食味に差はでますが、基本的なお米の
特徴は同じです。

ですからネットショップでお米を買う場合は、そのお店が推薦する
日頃あまり見聞きしない品種のお米を選ぶのも良いもんですよ。

それと、そのお店独自のプレンド米はいいと思います。
特に美味しさを重視したブレンド米を紹介しているお店は
食味に自信をもっていますし研究もしているはずです。

他府県のお米屋さんの事情は詳しく知りませんが、
私の住んでいる地域では
昔ながらの自家精米のお米屋さんが沢山あります。

まずは一度、皆様のお近くのお米屋さんを覘いてみたら
どうでしょうか?
美味しいお米に出会えるかも知れませんよ。