プライベートブランド米もっとごはんとは

原料にするお米を決めます。
商品の価格帯に応じて、数種類の原料米候補を選び単品で精米し試食します。

原料にするお米の味を確かめます。
先ず単品で試食することにより各お米の特性を把握します。
美味しいブレンド米を作るには単品での食味や特性がわかっていないといけません。
全商品毎回精米毎、ブレンドする毎に試食します。
同じ県産の同じ品種、同じ生産者の場合でも毎回試食します。

精米はぬかの取れ具合を見ながらゆっくり剥いていく精米機
を使っていますので昔ながらの甘みのある良い香りのお米に仕上げます。

精米してから小米や砕米を篩って落とす網目を2.1ミリにし
ています(通常の米穀店、卸会社は1.8ミリから1.9ミリぐらい)
ので小米、砕米の混入率が低く、そのお米本来の食感がお楽しみいただけます。
2.3ミリの網を使用しての商品もございます。

白米でブレンドします。 以前は、玄米でブレンドしてから精米していた時期もありましたが、
お米によって精米にむらが出来るため単品で各々のお米の特性にあわ
せ精米して、それからブレンドすることにしています。
玄米でブレンドしたお米の場合、精米後試食しておいしくないときに
どのお米が原因でそうなったか正確に判断できないからです。

毎回同じ銘柄米を購入しているのにたまに食味がおかしいと感じられたことがありませんか?

これは必ずあることだと思います。当店でも同一産地(地域を細かく限定)
の同一銘柄米を毎回精米毎に試食していますが、いつもと違うなと感じるときがあります。

同一産地でも生産者によっても食味が変わります。生産者が同じでも広大な面積
で作られている場合は田んぼの場所によって食味が変わります。

同じお米だからと試食もせず販売することは米屋としては失格です。
だから当店では、同じお米でも必ず毎回試食するわけです。

白米でブレンドしたお米の試食
数種類のお米を1種類ずつ試食した後で、そのお米を使用してブレンド比率を変えたお米を
数種類作り食べ比べます。
その結果一番食味が良かったブレンド米を商品として販売いたします。
ブレンドするより単品のほうが美味しかった場合は、単品のまま販売します。

当店のプライベートブランド米は、試食したときにその価格帯でベストの
お米を販売するように、そして、その食味を継続させるように心がけています。