昨夜はお米屋さんの組合の研修会に行ってきました。
研修内容は「米トレサ法・産地情報伝達」と「放射能の基礎知識」です。
講師は日本穀物検定協会の方でした。
たくさんの組合員さんがご出席でした。
100名くらいかな
「米トレサ法・産地伝達」
正式には、米穀等の取引等に係る情報の記録
及び産地情報の伝達に関する法律
(通称:米トレーサビリティ法)です。
2008年に問題となった事故米の不正販売など、
米の流れが分かる仕組みが必要とのことでできた法律です。
今年の7月1日から米が原料になっている食品には
産地情報伝達が義務になっています。
すでに始まっているのでスーパーのお弁当や飲食店
のメニュー、店頭などで表示されていると思います。
例えば「当店のごはんは国産です」「国内産米使用」
「外国産米使用」「新潟県産コシヒカリを使用しています」などです。
「放射能の基礎知識」
ここでは、自然放射線から受ける線量、放射能とは、
放射線の単位、原子と原子核、など基礎的なことの説明から始まり
土壌からの移行率、そして測定機器についてお話がありました。
実際にサンプルのお米も測定しました。もちろん問題なしです。
しかし、23年産米は事故後の作付けなので産地によっては
放射線の影響がでると考えられます。
放射線の数値に問題が出そうな産地に限らず出荷前には測定機器で
安全性を確認したお米だけを流通して頂きたいと切に願います。
京都の米屋・独断と偏見のお米Q&A
お米についての質問に店長独自の見解でお答えしています。こちらをクリック ↓ ↓ ↓