もち米精米

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昨日の日曜日は朝から衆議院選挙の投票へ行って来ました。
夫婦で散歩がてら投票所になっている近くの小学校まで行きました。
息子も成人してはじめての国政選挙で私たちが帰宅して
しばらくしてから一人で投票にいったようです。
選挙結果はご存知のとおりですね。
日曜日とはいえ12月です。
店は閉めていますが店内では一仕事していました。
お正月用のもち米のご注文が少しずつ入っているので
その分のもち米の精米です。
もち米は休みの日に精米するのが一番効率がいいのです。
私の店では滋賀羽二重糯を精米します。
このもち米は餅としての評価は最高級で
京都の高級和菓子店などが多く使用していています。
しかし、精米時折れやすいという難点があります。
そのため精米の後処理の砕けた粒を落とす作業で
篩いのアミ下へものすごい量のもち米が落ちます。
通常うるち米だと玄米を精米すると1割ほど減りますが
滋賀羽二重は2割は当たり前、ひどいときは3割以上減ることもあります。
他店と違い私の店では通常よりも粗いアミを使用しているので
仕方ないのですが減ると原価が高くなるのでつらいところです。
1度では落ちきらないので2度、3度と篩いにかけます。
その後色がついた粒などを機械で選別し不良なものをはじきます。
そして、うるち米が混じっていることも多いのでそれも選別機ではじきます。
もち米は年間を通じて販売していますがやっぱりお正月前が一番売れます。
ですから、できる限り良い品質のもち米をお届けしたいと考えています。
ですから、減るのを嫌がって黒めに精米したり、後処理せず砕米、着色粒、うるち米が
多く混入したまま販売することは出来ません。
当然普通の精米よりも時間がかかります。
なので休みの日だとそれだけに集中してできるので良いのです。
精米したのは1等米です。
滋賀羽二重はなかなか1等米ってないのですが私の店では毎年1等米を使用しています。
年によっては2等しかない場合もありますがそれでも出来る限り1等米を仕入れるようにしています。
今年もきれいに仕上げることができました。
高品質の滋賀羽二重糯でおいしいお餅を食べていただけるとうれしいですね。
ちなみにお餅で販売しているもち米も滋賀羽二重糯だけを使用していますが
こちらのもち米の精米は数件分の米屋さんのもち米をお餅に加工していただいている
お米屋さんがすべて精米してくれています。

京都の米屋・独断と偏見のお米Q&A

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