昨日、バイクで配達中のことです。
配達を終えた私がお客様のお宅をでると
私のバイクの前に西洋人の男女二人が立っていました。
歳は五十代後半かな?
外国人の年齢はわかり難い。
間違っていたらごめんなさい。
まぁ、このブログを見ていることはないでしょうが。(笑)
男性がホテルの名前を出して
その場所を教えてほしいとのことでした。
観光地が近くなので年間何人かに道案内をすることがあります。
もちろん東洋、西洋の外国人もいます。
しかし、わざわざ配達先のお宅から出てくるのを待って
道を尋ねた外国人ははじめてでした。
たぶん私が商売人ということが分かったのでしょうね。
ただ、そのホテルは私も聞いたことのない名前でした。
しばらくの間、「どこかな?」と考え込んでいると
その様子をみた男性が知らないのならいいですよと
二人はそこから立ち去りました。
しかし、私は
「うーん、気になる」
そうだ、こんな時春先に買ったスマートホンを使おう。
早速先ほど聞いたホテルの名前を検索すると
「あっ、あった」
「たぶん、これやな」
さっきの外国人さんに教えてあげようと思った瞬間
その外国人さんが私のすぐ横を通り過ぎようとしていました。
やっぱり自分たちではわからなかったようです。
今度は私から声をかけて
スマートホンの画面のホテルを見せて
ここですかと尋ねると
そうです。とのことでした。
しかし、ここで問題が。
その場所を教えるのが難しいのです。
言葉ということではなく日本語でも教え難い場所にありました。
乗りかかった船ではないですが
こうなったらその場所まで連れて行こう。
歩いて10分から15分ほどの場所へ一緒に行くことにしました。
私は乗っていたバイクのエンジンを切り押しながら歩きました。
三輪のバイクなので重いんです。
しかも暑い日です。(汗)
ホテルまでに少し会話をし、お二人が北欧デンマーク、スウェーデン
あたりから来たようです。あたりというのはデンマークとスウェーデン
しか聞き取れなかったので(笑)
京都に来たのは初めてというより日本に来るのが初めてだそうです。
そんなことを話しながらそのホテルの付近まで来ると
そのホテルの地図が書いてある小さな看板があり
それを見て自分でもホテルの場所がわかったようで
彼が「サンキュウ」と握手を求めてきました。
そのあと女性とも握手をしてお別れです。
立ち去る二人を見送り私はバイクのエンジンをかけ店にもどることに。
しかし、
「まてよ、なんかあの二人頼りないな」
看板からは歩いて100メートルほどの場所にあるホテルですが
小さなホテルのようなので、ひょっとしたらと思い
バイクで後を追いかけると
案の定そのホテルを通り過ぎているではないですか。
「ヘイ」と声をかけ
通り過ぎていることを教えると
やっと目的地に到着してようです。
ほんとにやれやれです。
少しは、京都や日本のイメージアップになったかなと
誰にも頼まれていないのに密かに思いつつ店に戻りました。(笑)
ちなみに私は英語がそんなに得意ではありません。
でも、相手もわかろうと必死ですし、
地名など固有名詞はお互いわかるのでなんとかなるもんですよ。(笑)
外国語をしゃべったり聞いたりしたければ
京都の観光地で道案内すればすぐできます。(笑)
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