先日、一般財団法人日本穀物検定協会による
平成27年産の米食味ランキングが発表されました。
ここ数年、米食味ランキングの結果が
テレビ等で紹介されることが増えたので
ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんね。
この米の食味ランキングは、
専門パネリストにより
外観 香り 味 粘り 硬さ 総合評価の6項目を
基準米と比較評価して結果を判定します。
基準米は複数産地コシヒカリのブレンド米で
その年ごとに変えられるそうですが産地は未公表です。
以前は滋賀県の日本晴という品種が基準米だったのですが
それではいつまでたっても滋賀県の日本晴が
Aや特Aにランクされることがないので
クレームがあったようです。
ま、ごもっともなご意見ですよね。
この基準米と試験対象産地品種を比較して
基準米よりも特に良好なものを「特A」、
良好なものを「A」、
おおむね同等のものを「A’」、
やや劣るものを「B」、
劣るものを「B’」として評価を行い、
この結果を、毎年食味ランキングとして取りまとめ、
発表しています。
平成27年産米については、
139産地品種について食味試験を実施しました。
26年産米と比べると
特Aが4産地増、
Aが10減、A’が12増、と
特Aは4増えたもののAが減りA’が増えたということで
全国的には品質が低下したようです。
天候不順が影響したようですね。
次回また詳しいことをご紹介します。