テレビの影響力2

つい最近まで不二家の問題が連日テレビ放送されていました。

不二家がしたことはいけないことですが、
よく次から次へと細かなことまで放送するなという感じです。

ひとつターゲットを決めると、とめどなく続くんですね。
あの事件以来、各企業で回収騒ぎが起きていますが
不二家の件ほど各放送局とも報道していなかったですね。

国民生活センターに掲載されている商品の回収情報の中で個人的に気になっているのは

M食品(株)が中国より輸入している「米加工品」において、
輸入通関時の検査によって、安全性未審査の遺伝子組み換えされた
原料の混入が判明したことです。

この原料を使用しているM食品工業「即席麺(代金返還)」、
K産業「即席麺(代金返還)」、A「即席麺(代金返還)」
E/H薬品工業「検査食(代金返還)」と発表しています。
当該の米麺は検疫所で全量保管中であり、
国内には流通しておらず、
各社とも一切使用していないということです。

しかし、今回の遺伝子組み換え米の混入原因は現時点で不明であり、
これまでに使用した米麺に遺伝子組み換え米が
混入している可能性が完全には否定できないため回収しているのです。

なお、今回米麺より検出された遺伝子組み換え米のたんぱく質は、
厚生労働省により既に食用として安全性が確認された
遺伝子組み換えトウモロコシに含まれる物と
同じである事が確認されております。とのことです。

遺伝子組み換え米は使用されていなくて、
例え使用されたとしても安全であるということでしょうね。

安全とはいえ、食品衛生法で認められていない
遺伝子組換え米が輸入されているのです。

米加工品で、比較的小売価格の安いものは
外国から輸入された米が使われていますので
今後もこういった問題が多くなってくると思います。

米に限らず、地球規模で将来の食糧危機が叫ばれるなかで、
菌のついた食べ物がいいのか、
菌はないが農薬だらけの食べ物がいいのか
それとも遺伝子組み換えの食べ物がいいのか?

考えたら何も食べられなくなるので、
なんでも食べることにしました。

テレビの影響力

関西テレビの「あるある‥‥」の捏造問題では、
テレビの影響力を改めて感じました。

ただ、この番組の内容は以前より疑わしい点があったので
「やはり」と感じている人も多かったのではないでしょうか?

他の番組でも捏造まではないにしろ、
それに近い感じの放送をしているところもあります。

ひとつの食品のメリットだけを大げさに伝え、
デメリットは伝えない。

だいたい、
ひとつの食品を食べるだけで
痩せたり健康になったりするわけがありません。

いろいろな食品を食べてこそ
バランスの良い栄養がとれるのです。
もちろん運動は不可欠です。

そういえば、昨年お米マイスターの講習会で、
ごはんを中心としていろいろなおかずを食べ、
運動をすることが健康的に痩せられる
基本であると聞いたことを思い出します。

ただし、脂質はとりすぎないように。

運動といっても激しい運動ではなく
日常でできることでいいのです。

例えばエレベーターを階段にかえたり、
近所を少し歩いたりするだけでも
1年間でかなりのエネルギーを消費するのです。

運動しなければそれが脂肪として蓄積されます。

また、昨年アメリカのワシントン大のチームが
運動による減量では骨の硬さを示す骨密度が保たれたが、
食事制限による減量では骨密度が減少したと米医学誌に発表しました。

骨粗しょう症の危険性が高まる
中年期の減量は細心の注意を払う
必要があると指摘したのです。

安易な低カロリーダイエットは
危険だということです。

現代人は運動不足なんですね。

かくいう私もすごく近い配達でもバイクを使っています。

便利になった分、昔に比べて動くことが減っています。
どうしても運動不足になりがちです。もう少し動くことを意識するのも
いいことではないでしょか?